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石田企画グループ オーナーのブログ


石田京太の頭の中

by bariton4649
 

芭李呑のブデチゲ 物語 その2

ブデチゲの発祥の地 ウジョンブ村でブデチゲを食べまくって出した結論!

ポイントは、スープとベースとなるコチジャンの配合という事

一口にコチジャンと言っても奥が深く大量生産されているものから

昔ながらの手法で作られているものまで様々である。

最近の韓国政府の調べでは、純韓国産の唐辛子や大豆を使用しているコチジャンは少なく

作り手も年々少なくなっているらしい。(日本の生産者も同じ・・・どげんかせんといかん!)


そこでチング金に、おねだり・・・「本当のコチジャンを造っている方にお会いしたい!」

金さん曰く、「わかった!探してみる」と一言


金さんの昔ながらの幼馴染の友人が、韓国政府の食材研究チームの研究員である事から

直に情報が入ってきた。持つべきものは友達である!(日本も韓国も同じ!!!003.gif
韓国政府食材研究員 チング パク!
チングは韓国中の生産者や食材に関するネットワークをもった優秀な男である!

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「チョンスという味噌作りが有名な村に昔ながらのコチジャンを造っている

アジュマ(オバチャン)がいるらしい・・・」


その情報だけを手がかりに翌日、コチジャン探しの旅が始まった!

でも、その村はソウルより南に5時間ほど車でぶっ飛ばしたところで・・・・
(福岡からだとプサンのほうが近い007.gif

でもケンチャナヨ~

朝5時に眠い目こすって いざコチジャンの里へ出発!


勢いよかったが、3時間くらい走るとお腹もへってきた・・・011.gif

全州というビビンバで有名な地域のサービスエリアだったので

「腹が減っては戦はできぬ!!」


もちろんビビンバを目指す!

さすが韓国、高速道路のサービスエリアにはビビンバのエリアがあった!

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コチジャンたっぷりかけてビビン・ビビン(混ぜる・混ぜる)てこんな感じ

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マシッソヨ~

まだまだブデチゲ完成まで程遠い・・・・

つづく・・・
# by bariton4649 | 2010-02-01 20:13
 

芭李呑のブデチゲ 物語 その1

ブデチゲを最初に食べたのは、5年前。

鍋の中に、ウインナーやらスパムやらが真っ赤なスープの中に浮かんでおり

おまけにインスタントラーメンが入っているブデチゲを食べたときは「ナンジャコラ~」

韓国風に叫んでみた! 寄せ鍋?やみ鍋?インスタントラーメンが何で入ってんの???

料理人としても生きていた者にとっては、かなりの衝撃であった!よいうよりおもしれ~鍋だった。

味も理屈抜きにマシッソヨ~
昨年、この鍋を徹底的に研究した時期があった。

我らがホーム「韓の豚家 芭李呑(バリトン)」の看板メニューにしようと思ったからだ!

そもそもブデチゲとは、部隊鍋という意味で朝鮮戦争時代に食べ物が無かったころ

ウジョンブ村の人達が、アメリカの兵隊さんからもらった食材を(チーズ・ハムソーセージ・スパムなど)
自分たちのキムチ鍋に入れたことが始まりだとか・・・・

それから時代を経て、今では韓国全土にいろんな形を変え広まっていった。

いまでは、韓国飲食チェーン№1の店舗数があるのはブデチゲのチェーンだそうだ。

そこで、どうせブデチゲ食べるなら「本物食べた~い」011.gifとチングにおねだり・・・・

人に優しいチング金はいろいろ調べてくれて

ブデチゲ発祥の地「ウジョンブ村」を探してくれた

ウジョンブ村はソウルより北に車で2時間位かかる

そこには「ブデチゲ専門店」が何十軒もある「ブデチゲストリート」がある

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その中でも一番の行列のできる老舗「元祖 ブデチゲ」韓国内のテレビや雑誌、「食客」という映画のテーマにもなったとか!!

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これがブデチゲ、鍋がなんとも可愛くて ナウィ!
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蓋を開け中を見ると~スゲ~!!

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そして最高潮へ!!!!

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鍋に入っているインスタントラーメンも「鍋用インスタントラーメン」
すぐには麺はのびません・・

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何度も通い、店のお母さんと顔見知りになった頃「なんがはいっとーと」とか「これなに?」と聞くが

「企業秘密」と笑って一言・・・・・・・
優しい笑顔やけど、何も教えてくれなかった店のお母さん

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そうなるとあとは自分の舌だより!

〆にビビンバ!

といいたいところだが、「おばちゃん、ブデチゲもう一鍋!!」

金さんも呆れ顔・・・・・

まだまだブデチゲ完成の道のりは険しい!!

つづく
# by bariton4649 | 2010-01-31 02:47
 

ソウル3日目~帰国

ソウル最終日

本日の任務はシンチョンにある、ユ先生の「ナッチチム(たこの蒸し料理)の店で

伝統のナッチチムを食べること!


まずは、ムール貝たっぷりのスープ

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日本では、こんなにムール貝をふんだんに使えない為、この味はなかなだせない・・・
寒い日にあったかスープは心にしみる!

そしてメインのナッチチム!

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こちらもマニマニ、マシッソヨ!

5分後には・・・

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すかさず・・・ビビンバ チュセヨ~
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なんとも、美味しい時間だった!
(このメニューは我らが芭李呑で2月の以降のおすすめメニューとして登場・・・・予定?)


ユ先生とツーショット
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楽しく美味しい時間はあっという間にすぎてしまい・・・

先生にまた会う約束をして別れた!・・とスムーズにいきたかったが、

予定時間より1時間もオーバータイム!!  ヤベー
急いでバスに乗りインチョン空港へ!

16時発の福岡行きだったが、途中霧がひどくバスは速度を落としての走行・・・・・

間に合わんかもしれん・・・・・007.gif

空港に着いたのが15時30分  ヤバイ!!!!

チェックインカウンターへ走っていく事に!

・・・・・・なんと遅刻より悲惨な結果だった!

霧のためフライトキャンセル~~~なんと飛行機飛ばない007.gif・・・・・・帰れん

こんなオチもあるんだな~と笑ってしまった!

こんなとき開き直りのA型の性格を発揮していまい

では、ソウルに戻って飲むか~!とまたソウルに逆戻り

友人達に電話しまくってソウルの夜を付き合っていただいた!

晩御飯をミョンドンのビヤホールで軽く済まし

2次会はシンチョンにある海鮮屋台・・?みたいなお店を紹介してもらった!

海鮮物が安くとても美味!新鮮な貝達も韓国風になると違った感じでよかった~

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〆は海鮮たっぷりのカルグクス(韓国うどん)
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韓国焼酎「チョウムチョロム」を傾けながら今日もソウルの夜は更けていく・・(その2)

突然呼び出してしまった方々ごめんなさい・・・・そしてカムサァハムニダ~(感謝)
# by bariton4649 | 2010-01-27 16:57
 

サムチョンドン ソウル2日目後半

ソウル2日目 1部のブログから3日経ってしまった・・・・007.gif反省


マッコリの里 唐津よりソウルに戻りシンチョンで料理修行でお世話になった

ユ先生に久しぶりに対面した!

ユ先生は、韓国政府が進めている「韓国料理 世界化宣言」のプロジェクトチームで

韓国料理シェフ・ベスト20人に選ばれた方で大変お世話になっている!

先生の店は「ナッチチム」(いいだこの蒸し料理)専門店で30年の歴史があり

数多くのメディアに取り上げられ

日本人のファンも多い!今まで食べたナッチ料理の中でマニマニ・マシッソヨ!

会うとすかさず「パンモゴッソ?」(ごはんたべた?)

昼過ぎの3時間前に食べた、マッコリ&メイウンタンでお腹は爆発寸前だったが・・・

アジ アンモゴッソ!」(まだ食べていない!)024.gif

すると今度の料理研修施設レストランへ連れて行っていただき

とりあえず韓定食

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完食時にはさすがにお腹一杯!


翌日会う約束をし別れた!

韓国料理の先生方と
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予定では韓国最終日ということで、今回付き合ってくれた友人達と打ち上げに

サムチョンドンへ!

サムチョンドンは、とても好きな町で、その昔王族や貴族が住んでいたエリア!

昔ながらの韓国伝統家屋が多く、ソウルの喧騒とは程遠い雰囲気の町

最近おしゃれなギャラリー、レストラン、ショップが多くできていきた003.gif


韓国伝統家屋の町並み

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振り返ると・・・・伝統的な家屋の間からソウルの近代的街が・・・

この瞬間がたまらない!
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今日の〆は、このエリアのワインギャラリーで
サムチョンドン ソウル2日目後半_a0163896_12104168.jpg


韓国伝統家屋をリノベーションした店内は、外国人のお客様を接待しているテーブルが多く

雰囲気もサービスもいい感じでおいしくワインを頂けました!


外観もナウィ!
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今日もソウルの夜が更けてゆく!!
# by bariton4649 | 2010-01-26 12:24
 

ソウル2日目 その1

韓国に入ると、辛さと胃袋に入る量が韓国仕様になり

かなりパワーアップ!

ただ朝食だけは、あっさりといきたい!

今日のメニューは、あっさりソルロンタン
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テーブルに置いてある粗塩とキムチなど入れて自分好みに味付けしていきます!
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ご飯入れてソルロンタンクッパへ!

日本の肉汁茶漬けみたいな感じ・・・(日本語にするとマズそうやね)


さて本日の任務は、「旨い生マッコリを捜せ!」

先日チング金より頂いた生マッコリが、本当に美味しくて美味しくて!

性格上、この旨いマッコリを造っている方にお会いしたいと要望し捜してもらった。

場所はソウル市内より車で西に2時間ほど走った海沿いの街 漢字では「唐津」と書きタンジンという田舎町

海が近いこの町では、日本で言う「ママカリ」の収穫時期に「ママカリ祭り」が有名だとか!

この海沿いの潮風に当たりながら田んぼで育った地元の名産米「ヘナル米」100%で造られるマッコリに

仕上げに蓮の葉を入れコクとやわらかい香りをつけている。

その名も「白蓮マッコリ」
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ラベルも代々引き継がれ、デザイナーの奥様が今風にアレンジされているとか ナウィ!
なんとこのマッコリかなり歴史があり現代表は3代目!

韓国の大統領官邸の晩餐会で国外の要人たちに振舞われるマッコリで

数々の賞を獲得していると聞いてビックリ!

作り手であるキム・ヨンセ社長も、昔ながらの手法を守り続けており

白蓮マッコリににて、優しくなんともお人柄のよいアジョシであった!


ようやくたどり着いた「シンピョンヤン マッコリ」の製造所
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マッコリ職人キム社長
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創業当初ののカメで今もマッコリが生きています!
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今は、息子さんに技術を継承されている。息子さんもまじめでいい職人気質をお持ちだった!
三人で記念撮影
(試飲段階で酔っちゃいました~)
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すっかり食前酒になってしまうと「自称アジアの食いしん坊」としてはお腹がすいてきた!

と思った瞬間キム社長が近くの海鮮食堂へ

なんとヒラメの刺身から、茹でたイイダコをコチジャンとわさびを混ぜた薬味でパクリ!
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海鮮にも白蓮マッコリは最高に合います!


少しお腹も満たされて終了しようとした瞬間
メイン料理のヘムルタン(海鮮鍋)をごちそうになった! マニマニ、マシッソヨ!
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お互い本音で酒を酌み交わせば人間、信じてもらえる!(アジア共通の掟)

交渉成立!

あと物流の仕組みを作ればいち早く韓国の銘酒「白蓮マッコリ」を我らがホーム
芭李呑(バリトン)でも飲めるようになるとうれしく思った!

あ~今日もいい出会いだった!
チング金に感謝です!

(ソウル2日目その1終わり)
# by bariton4649 | 2010-01-24 02:34


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